この記事は、IELTSの点数6-6.5の人が7以上を取りたい人におすすめの記事です。
3か月でOverall 6.5からOverall 7.5(リーディング8.5, リスニング7.5, スピーキング7, ライティング7)に点数アップできた背景や対策方法をレポートします。
はじめに
IELTSは点数を0.5上げるのに100時間から300時間の勉強が必要と言われています。私は3か月で計300時間程度の勉強をし、各セクションを上げ(リーディング+1.5,リスニング+1.5, スピーキング+0.5, ライティングは変化なし)でOverallを1(6.5→7.5)上げました。
つまり100時間程度の勉強で0.5を上げたので、結構効率の良い方法で勉強をすることができたと思っています。
ちなみにIELTSの勉強を始めた際の私の語学背景は以下の通りです。
英語力背景
- 日本の大学理系卒業
- イギリスへの英語語学留学を6か月行う
- その後シンガポールの外資系企業で7年勤務
- 対策せずTOEIC 950点
※やはり海外勤めだと自然と点数上がります
日本にいたときは試験対策しても最高700点でした
英語完璧とはいかないまでも英語は日常のものであり、IELTSもまあ大丈夫だろう……と思い、1回目の試験に対してはあまり勉強せず試験料365ドル(約28,000円)を無駄にしました。
あほかああああ!!!IELTSのアカデミックな英語はビジネス英語と違うんじゃあああ
1回目のIELTS結果で学んだ問題点
上は1回目の試験結果です。1回目の試験前には、3か月かけて3冊の参考書をやり、特に点数の取りづらいライティングの対策を行いました。最初の2か月間は気が向いたらやり、3か月目には平日業後や土日に1-2時間、調子が良い時に3時間ほどやりました。これは明らかにIELTSの対策不足です。
以下がIELTSを受けて感じた問題点です。
IELTS問題点
- リーディング
- 時間が足りない
- パラグラフに相応しいタイトルを選ぶ問題で時間を食う
- 語彙力が不足しているからか誤読
- リスニング
- 一番自信あったはずが一番低い点数
- 90%以上聞き取れているのに正解数が低い。なぜ…
- ライティング
- 見直す時間がなかった
- 書きすぎてしまう
- 唯一真剣に対策をしていたのでそれが生きた
- スピーキング
- ネタ不足
- かしこく話そうとしすぎた
2回目の試験を3ヶ月後に申し込み、3か月間以下の対策を行いました。
IELTS対策
IELTSは非常に点数を上げにくいテストと言われていますが、やはり資格試験なので対策をすれば点数が上がるということを身をもって知りました。
IELTS全体の対策に必要なのはIELTSという試験に慣れることなので、まずは全セクション対策に役に立つ資格試験用の参考書についてこちらに述べます。
IELTSでOverall 7.5を取るのに使った参考書を紹介
IELTS過去問をひたすらやれば長時間英語に関わる体力が身に付き、本番焦らなくなります。
ただ、参考書だけでは足りない部分があるので各セクションの対策を下に述べます。
リーディング対策
勉強を始めた最初辺りは20問近くを間違えていましたが、3か月後の1回目の試験では7.0 (9,10問間違え)を取り、さらに3ヶ月後の2回目の試験では8.5(2,3問間違え)を取りました。
つまり対策を行ったことで随分点数が上がったセクションです。
リーディングの問題点は主に以下でしたが、2回目の試験ではこの通り解決しました。
- 時間が足りない(1、2分程度しか余らない)
→14分見直し時間ができた - 語彙力が不足しているからか誤読
→全部の解答を自信もって選択できた - パラグラフに相応しいタイトルを選ぶ問題で時間を食う
→時間をかけずサクサク解けた
長くなるので解決方法はこちらに記載します。
リスニング対策
1回目の試験では6(13-15問間違え)を取り、3ヶ月後の2回目の試験では7.5(6-8問間違え)を取っているので対策を行ったことで随分と差が付いたセクションです。
リスニングの問題点は主に以下でしたが、2回目の試験ではこの通り解決しました。
- 一番自信あったはずが一番低い点数(そのおかげで再試に)
→点数も上がり一番低いのはライティングという結果に収まりました - 90%以上言っていることを聞き取れているのに正解数が低い
→前より1.5も上がったので正解数は圧倒的に上がりました
長くなるので対策内容はこちらに記載します。
スピーキング対策
1回目の試験では6.5で3か月後に7になりましたが、別に3か月で英会話力が向上したわけではありません。対策のおかげです。
スピーキングの問題点はこの通り解決しました。
- ネタ不足
→2回目の試験中の内容は全て以前考えたネタ - かしこく話そうとしすぎた
→自分の言葉で話した
長くなるので対策内容はこちらに記載します。
ライティング対策
1回目も2回目の試験も7から変化はなしでしたが、そもそも7に到達できず悩んでいる方を多く見受けしますので、自分の問題点と実際に行った対策内容を紹介します。
ちなみにライティングについて3か月で変わった点は以下の通りです
- 見直す時間がない
→5分見直す時間ができた - 書きすぎる
→この点は解消できず結局Task 2で370字書いてしまいました。
書かないと大幅減点ですが、書きすぎるとミスが増えがちです。 - 唯一真剣に対策をしていたのでそれが生きた
→対策内容について以下に記載します
長くなるので対策方法はこちらに記載します。
まとめ
IELTSは試験代も高く4時間近くかかる上多くの留学先が要求してくる難関テストと言われていますが、対策をすれば絶対に点数が伸びます。
上で説明した対策が参考になれば幸いです。