IELTSでOverall 7.5を取るのに使った参考書を紹介します。
目次
はじめに
IELTSは本当の英語力が出る試験であり対策があまり役に立たないと言われていますが、やはり対策をすることで短期間で一気にスコアを上げることが可能です。結果6か月以内でOverall 7.5を取ることができました。
もちろん過去に全く英語を勉強してなかった人がいきなり短期間で7.5を取ることはすごく難しいかもしれませんが、英語を勉強し日常生活で使っていた私ですら最初の試験で失敗しました。つまり英語がどのレベルの人であれIELTS試験対策をすることは極めて重要だと考えます。
そして試験対策に最も重要なのがもちろんIELTSを知ることなので、参考書は本当に大事です。以下に自分の利用したおすすめの参考書を紹介します。
まずはCambridge IELTSから出ている模擬試験集を解く
IELTSを受ける人はとりあえず公式から出ている模擬試験を通して受けることをおすすめします。一冊に4回分のリスニングリーディングライティングスピーキングが入っているので、とりあえず1回分解き何が自分に足りないのかを知ることが大事だと考えます。
どのバージョンの本でも出題形式はほとんど一緒なので、最新版を解かなかったからといって大きな問題にはなりませんが、最新版(14や15等)の方が最近の傾向やスタイルに寄っていると思います。
次に対策本を読む
以上の模擬試験集には問題と解答や試験概要の説明しか入っていません。どうすれば点数が取れるかどうか知る為に対策本を読めば、効率よく点の取り方を学ぶことができます。
以下3冊が私の使った対策本で、どれもレビューの高いものです。
IELTS完全対策&トリプル模試
この参考書はとても分厚く600ページもあります。公式が出している参考書ではありませんが、他の参考書より沢山解説が入っています。問題の種類ごとに例題があり、IELTSにどんな問題が入っているのかを知ることができました。
ただ、3冊対策本をやって思ったのが、対策本は1冊で十分ということです。値段の安さならこの対策本をおすすめします。
ターゲットバンド7
この参考書は結構古いもので見栄えは良くありませんが、特にライティング対策に役に立ちました。リーディングやリスニングやスピーキングについても言及がありますが、ボリュームは少ないです。最後のページの方に、残り1か月をどういうスケジュールで勉強しBand 7を取るかのおススメ方法も書いてあります。
100ページもないのでこの値段はちょっと高いですね。それでも、多くの人、特にライティングに困っている人がこの対策本を利用しているようです。
IELTS公認問題集
British Councilの公式問題集であり、170ページちょっとあります。やはり、最初に言及した非公式の問題集と比較するとページ数の少なさのわりに値が張りますが、質で見るとこの公式問題集が良いと感じました。
Cambridge IELTSの模擬試験集とは違って細かい解説や点数の取り方のコツが日本語でしっかりと入っていますし、対策本としておすすめです。解説重視の本なので沢山問題が入っているわけではありません。
対策本をやったらあとはひたすら模擬試験を!
対策本の点数取るコツを頭に入れたら、ひたすら模擬試験を解きます。そして解いて間違えた部分はなぜ間違えたのか考えることが大事です。
IELTSは0.5上げるのに100~300時間必要と言われていますが、模擬試験にフォーカスして対策をしたら、3か月大体300時間勉強しリーディングOverall 1.0(リーディング1.5,リスニング1.5,スピーキング0.5,ライティング上がりなし)を上げることに成功しています。
模擬試験集はIELTS 10-15、つまり20回分を3か月の間に解きました。もちろん数こなせば良いというわけではありませんが、これだけやればIELTSに慣れ、本番の長くてお金のかかる試験でも大きな緊張なく挑めます。
まとめ
以上、IELTSでOverall 7.5を取るのに使ったおすすめ参考書についてでした。