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IELTSのライティングセクションで7.0を取る方法

IELTSにおいて断トツで点数の上がりづらいセクションはライティングと言われていますが、大学留学などの理由から7.0が必要になってきます。

 

取得に悩む人も多いので、初受験と2回目の受験でどちらも7を取った私の勉強方法やコツ、テンプレートなどを紹介します。Band 6.0あたりで悩んでいる人におすすめの記事です。

はじめに

ライティングセクションは計60分で二つの作文を完成させる必要があります。

  • 1問目Task 1:グラフや地図を見てレポート作成(150字以上)
  • 2問目Task 2:エッセイ形式で質問に回答する問題(250字以上)
    ※字数以下だと大幅減点だが字数以上は問題なし

1問目に20分程度の時間をかけ、2問目に40分程度が必要と言われています。また、2問目の点数配分が1問目の点数配分の2倍です。

 

また、各問題で見られている点は以下になりますが、つまり様々な文法と語彙を使い、論理的に全ての質問に回答すればよいという事です。

  1. 問題へ返答してるか(Task Achievement)
  2. 内容に一貫性があるか(Coherence & Cohesion)
  3. 語彙の豊富さ(Lexical Resource)
  4. 文法の幅広さと正しさ(Grammatical Range and Accuracy)

1-4のレベルの上げ方を解説していきます。

問題に返答しているか+内容に一貫性があるか

問題にきちんと返答し内容に一貫性を持たせるには、自分のセンスもありますが毎日Task 1とTask 2を時間測って練習し、どの問題に対しても幅広く意見を持てるようになることが大事です。

 

こういう方法で練習を行えば効率が良いです。

  • 毎日時間を測って解き5-10分の残り時間を作るような筆記速度を目指す
  • 筆記形式なら筆記練習、コンピュータ形式ならWordなどで練習
  • 英語でTaskの問題内容をネット検索し出てくる模範解答と自分の書いたものと比較
  • 以下に気を付けて練習

Task 1とTask 2で以下に気を付けて練習をします。

Task 1で気を付ける&点数を上げるポイント

Task 1は図表の内容を読み取りまとめる問題です。「問題にきちんと返答し内容に一貫性を持たせる」のに気を付ける点と点数を上げるポイントは以下になります。

気を付ける点

  • 自分の意見はいらない
    例:
    ×島の東側は未開発なのでもっと開発を進めるべき
    ×2020年まで数値が上がっているのでこれからも上がりそうだ
  • 数値等正確に述べる
    例:×(線グラフで50近い数値なのに)40と書く
  • 必要ない情報まで細かく記載をしない
    例:×マップにはカラフルで屋根の尖った家が7件あり…
  • 150字は絶対書く
    大幅減点を避けるため

以上はTask 1を解くうえでの前提条件とも言えます。7.0に向けて点を上げるポイントについては以下になります。

ポイント

  • 与えられた情報の分析能力を上げる
  • 正しい構成を使う

分析能力の上げ方は経験がものを言うので、問題を英語検索して7.0以上の模範解答を沢山読みましょう。そして、こういうグラフはどこに着目すればいいのかやデータをどう比較すればいいのかに着目します。

 

正しい構成については以下で解説します。

分かりづらいので問題例を見て構成を当てはめます。

<問題例>

The graph below gives information about the percentage of how much Japanese people ate bread and rice for breakfast from 1990 to 2020.

Summarise the information by selecting and reporting the main features, and make comparisons where relevant.

You should write at least 150 words.

※あくまで例題であり、本番の問題はもっとデータが細かいです

<構成の当てはめかた>

1段落目の1文目
問題を要約し図表の説明を入れます。

1段落の2、3文目
図表の明らかな点など特徴を1,2個述べます。この例なら「ライスの需要が明らかに30年で減ってきている」などです。

※1段落目の1文目と2,3文目を別段落にする人もいますが、段落ごとに大きな字数の差があるのはあまり良くないことと、図表の特徴を最初に沢山述べてしまうと後の段落で重複した内容を書いてしまう問題に当たります。よって7.0を目指すおススメ方法は上の通りです。

2,3段落目
ここは書く人の自由ですが大事なので2,3段落目に進む前にどんな要素ごとにまとめるか前もって考えます。

例1:2段落目→パンのデータ/3段落目→ライスのデータ

例2:2段落目→前半年のデータ/3段落目→後半年のデータ

2要素で十分ですが、3要素入れたい場合は4段落目を作るのもアリです。ただ、150字を上回りすぎるとミスが増えるので注意

クマ
段落が少なく見えるかもしれないけど150字程度のレポートなのでこれでOK

Task 2で気を付ける&点数を上げるポイント

Task 2はエッセイ形式で質問に答える問題です。問題にきちんと返答し内容に一貫性を持たせるために気を付ける点は、250字以上で必ず問題文の全ての要求に答えることです。字数以下だと大幅減点なので注意。字数を過ぎることは問題ありませんが書きすぎるとミスが増え減点につながりやすいです。

 

7.0に向けて点を上げるポイントについては以下です。

点を上げるポイント

  1. どんな問題にも返答できる能力を上げる
  2. 正しい構成を使う

どんな問題にも返答できる能力を上げるには、たくさんのIELTSの問題を眺め自分の意見を頭に留めておく必要があります。解けばわかると思うのですが、自分のよく知るネタだとすらすら書けます

 

正しい構成については以下で解説します。Task 2はTask 1と違い色んな構成を使うことができますが時間も限られていますし、回自分の決めた構成やテンプレートで進めた方が効率が良いです

1段落目を書く前に、まずは5分程度を使って2段落目と3段落目を考えることがとても大事です。以下問題例に沿って2,3段落目の考え方について説明します。

Some experts say children should learn about the value of money as part of the school curriculum.

Do you agree or disagree?
(※To what extent do you agree or disagree?やDiscuss both the advantages and disadvantages、Do the advantages overweigh the disadvantages?等になっていることもあります)

Give reasons for your answer and include any relevant examples from your own knowledge or experience.

Write at least 250 words.

まずは気を付ける点の1つ、全ての要求に答えることについて意識します。この問題では「同意か反対か」「自分の意見の理由」「理由には自分の知識や経験からの例を含める」という点に答える必要があります。

 

ただ、自分の意見内容のみについて何段落も書くのは大変ですから、2段落目は反対派意見、3段落目は自分の賛成意見とするのがIELTS形式ライティングで多く使われている構成です。それに、この方法を取った方が公平なエッセイになるように思います。具体的に見ていきます。

<2,3段落目の決め方- 問題文に賛成する場合>
問題:子供はお金の価値について学校で学ぶべきか

2段落目用: 自分の意見とは反対派の意見を2つと具体例を1つずつ考える
1.子供がお金重視でものを考えるようになる危険性
(例:シンガポールでは給料が高いという理由だけで官僚を目指す人が多い)
2.お金より他に重視して学ぶことがある
(例:英語やプログラミングが重要であり日本やシンガポールで小学校から必須教育に)

3段落目用:自分の賛成する意見を2つと具体例を1つずつ考える
1.お金の大事さを学び人生破綻のトラブルを防ぐ
(例:友達が大学時代クレカの使い過ぎで自己破産し現在家を借りれない事があったが、学んでいたら防げたかも)
2.お金の大事さを学ぶことで子供が意欲的に勉強するようになる
(例:叔父は中学時代の選択科目で経済を学び、その派生としてお金の大事さを学んだ結果仕事の大事さに気づき真面目に勉強するようになった)

注意点:意見1と2は似たようなものにしないようにしましょう。

よくない例:

1.お金の大事さを学び人生破綻のトラブルを防ぐ
2.お金の大事さを学び人生設計することを促進する
(人生設計することを促進する結果人生破綻のトラブルを防げるので、1と2が同じ直線上の話になっている)

クマ
考えている途中で反対派意見の方が強いと感じたら、問題文には反対派の文を書くことにして2,3段落を逆転すればOK

具体例が見つからない場合は例を作ればよいです。
人によっては「オクスフォード大学の研究内容によるとX%の~」といったように具体的な数値や研究機関まで自作する人もいますがこれは賛否両論があります。

採点者によってはそんな研究があるのか検索をかける人もいるという情報もありますし、研究内容じゃなくても意見をサポートする具体例であれば十分であるため、わざわざそこまでの嘘をつく必要はないと考えます。

ちなみに上の3段落目は思いつかなかったので作ってしまいました。あまり良い例ではありませんが、例がなく何分も悩むよりはマシです。

 

構成が決まったら1段落目1文目

1文目は問題をパラフレーズします。1文が長くなくなってしまった場合は2文にします。

1段落目2(か3)文目

質問に対する大まかな回答を載せます。上の例なら「デメリットについても考えなければいけないが、概ね賛成だ」などです。Discuss advantages and disadvantagesのみの場合は文を載せない方がよいかもしれません。載せてしまうことで2,3段落目で重複した情報が載りしつこいエッセイになってしまう可能性があるからです。

1段落目最後の文
これから何について語るのか説明します。上の例なら「このエッセイでは論点のメリットとデメリットについて、具体例も併せて論じる」などです。

2段落目および3段落目
上で用意した2,3段落のアイディアついて書きます。1つ目の意見→1つ目の具体例→2つ目の意見→2つ目の具体例と回します。1つの意見と具体例は最高でも合計3文に留めないと書きすぎの問題に当たります。

4段落目1文目
2,3段落目に書いてあったことの流れのまとめを載せます。「上で論じた通り、メリットも多いがでもメリットも無視できない」などです。

4段落目2-3文目

自分の意見を少し派生させた文を1文用意します。たとえば「前に述べた通り児童のお金の大切さに関する教育の重要性に同意するが、教育者は子供に悪影響のないカリキュラムを考えることや他の科目とのバランスを議論する必要がある。」などです。短い文になった場合は結論部分が少ないとみなされない為に、2文用意します。

クマ
ちなみに上のような質問形式が一番多いのでこの構成をマスターすれば7-8割のエッセイタイプをカバーできます

これだけ書くと250文字はあっという間です。以上は「問題にきちんと返答し内容に一貫性を持たせる」ためのポイントでした。次に「語彙力の豊富さ及び文法の幅広さと正しさ」に進みます。

語彙力の豊富さ+文法の幅広さと正しさ

語彙力の豊富さ及び文法の幅広さと正しさは、パラフレーズをし文法ミスしないことで点数を上げることが可能です。

 

情報量が膨大なので、どうやってアカデミックな文を書くのか、どんな単語でパラフレーズするのかこちらに別途まとめています。

7.0以上目指す人用

自分の作文を添削したり評価を知りたい場合のおススメ方法

パラフレーズできてもミスが多かったら7.0に近づくことは難しいです。そして、そもそも自分の作文が何点くらいなのか気になるかと思いますし、自分のミスや改善点を理解することで短期間でのスコアアップが可能です。

 

まずは文法ミスに関してですが、無料で文法上のミスなどを添削する場合はGrammarlyという無料ソフトでの添削をおすすめします。これで間違った文法や冠詞などの添削ができます。

Grammarly.com

ただ、無料のソフトなので100%正確ではありません。なので、添削の入った点については自分で調べ納得した上で直しましょう。

 

IELTSの作文としてどういう点数が付くのか調べたい場合は、IELTS添削サービスに添削依頼をしてもらうことが一番です。点数予測&添削&高得点に向けてのアドバイスをもらえるので一度は提出したほうがよいかなというのが個人的な意見です。

 

私自身色んな添削サービスを試したので、気になる方はレビューを参考ください。

おすすめ

ただ、結論として個人的におススメするのはIELTS Answersです。かなり辛口の評価ですが、ここまで細かく意見をもらえて返却も早い添削サイトはありません。

IELTS Answers

まとめ

以上、IELTSのライティングセクションで7.0を取得する方法についてでした。

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