日本の大学のGPA計算方法とイギリスのGPA計算方法は違います。
日本の多くの大学が厳しい計算方法を利用しているせいで低いGPAになっていることもあるので、その場合は再計算したデータを大学院に提出し大学院合格率をアップさせましょう。また、イギリスの成績Upper Second Class Honoursなど聞きなれない表記についても説明しています。
目次
イギリス式GPAの換算方法
イギリス式GPAの換算方法はこうです。
80-100% - GPA: 4
70-79% - GPA: 3
60-69% - GPA: 2
below 59 - GPA: 0
イギリスの大学によっても多少計算方法が違うこともあるようですが、この方法で計算している学生が多いようです。
そして、この計算を使えば自分のGPAが上がることが多いです。私の場合日本式のGPAが1.93という低さでしたが、計算後は3.1になりました。
計算内容を成績表の最初か最後のページに追加して大学院に提出することをお勧めします。
計算内容の具体例ワードファイルを参考に載せておきますね。※PCで開くの推奨
大学院の求めているGPAレベルがわからない
各大学院が出願に必要とする大学時代の成績レベルを定めているわけですが、例えばこういう設定です。
1st Class Honours (1st)
Upper Second-Class Honours (2:1)
Lower Second-Calss Honours (2:2)
とても曖昧な設定ですが、1stは平均成績が70%以上、2:1は60-69%、2:2は50-59%程度と言われています。具体的なGPAや大学は以下です。
- 1st Class HonoursやUpper Second-Class Honoursの上位にあたる3.7以上程度(OxfordやCambridge)
- Upper Second-Class Honoursの3.3以上程度(世界ランキング上位に入る一流大学等)
- Lower Second-Class Honoursの2.7以上程度(イギリスの有名中堅大学等)
ただしこれは大体の目安ですからGPA足りてなくても出願して挑戦した方がいいです。
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まとめ
以上、イギリスのGPA換算や成績の考え方についてでした。